2015年12月22日火曜日

歴史的仮名遣い(字音仮名遣い)を学習すると韓国語に強くなるかもしれない

「公園」の「公」、「健康」の「康」、「光線」の「光」はいずれも「こう」と読みます。

でも、韓国語では、全部、違います。「公園」は、「공원」ですから「公」は「공(コン)」です。「健康」は「겅강」ですから「康」は「강(カン)」と読みます。「光線」は「광선」ですから「光」は「광(クン)」と読みます。たしか韓国ドラマ「馬医」の主人公「ペク・クンヒョン」の「クン」は「光」という漢字でしたね。

日本語では全部「こう」なのに、韓国語では漢字の読みは全部違うのです。

しかし、日本語の歴史的仮名遣い(字音仮名遣い)では、「公」は「こう」、「康」は「かう」、「光」は「くう」です。ぐっと韓国語の読みに近づいてきます。

ということは、歴史的仮名遣い(字音仮名遣い)がわかれば、韓国語の漢字語に強くなるということですね。

韓国語ドラマを見て、「日本語と韓国語は似てるよね。『約束』とか『三角関係』とか発音ほとんど同じですもの」という人がいます。そりゃあ、どちらも漢字語だから当たり前なんですけど・・・

でも、私は韓国の固有語(日本語で言えば大和ことばです)の方がわかりやすいと思います。漢字語は、発音を聞いて、なかなか漢字をイメージできないんですね。ちょうどいま日本語の古典も勉強し始めたところなので、字音仮名遣いに注意しながら、韓国語学習に連動させていきたいと思います。

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