2017年1月27日金曜日

函館市の亀田地区の公共施設統合について⑥

2週間ほど前に「亀田地区の統合施設」についての紺谷克孝議員の6月の一般質問を紹介しましたが、今回は3か月後、12月の一般質問の内容を紹介します。

亀田地区の統合施設について
2016年9月14日 定例市議会紺谷克孝議員(日本共産党)の一般質問

●紺谷克孝議員の質問
大綱3点目の亀田地区の統合施設について、お聞きします。ことしの3月に基本計画が決定となり、その進捗状況をお聞かせ願います。

2017年1月24日火曜日

韓国ドラマでハングル学習(8) ハングルの子音字をイニシャルとして使う?

下のテレビ画面。「屋根部屋のプリンス」という韓国ドラマの一場面です。朝鮮時代と現代を行き来するという、何か幕末と現代を行き来する「JIN 仁」と似ているようなドラマなのですが、そのストーリーの中で出てくる似顔絵と描いた人のサインです。「E.O」と書かれています。これを見ていて「変だな」と思う人もいると思います。わたしもそうでした。

母とのドライブと釧路の思い出と桜木紫乃の小説と

去年の秋のことです。週に1度、私は母と買物をするのですが、季節もいいし天気もよいので、買い物のあと、母を車に乗せて、函館市近郊の茂辺地川のサケを見て、新しくできた木古内の道の駅に行くことになりました。

自動車専用道路から見える当別(北斗市)の円山を見て「あれは帽子山かい?」、セメント工場の煙を見て「あれは十条製紙かい?」と聞く母に、私は「また進んだなあ」と思いました。「帽子山」というのは、釧路近郊のたしか川湯温泉の方の山のこと、十条製紙(今は名前が変わっていると思うけど)は釧路市内の製紙工場のこと。母は函館と昔住んでいた釧路の区別が付かなくなってきているのでした。

2017年1月23日月曜日

「ら抜き言葉」について考える

何年も前のことだったのですが、うちの事務所の若者が、小規模なある集会で報告することがありました。話が終わってから年配の方が若者に「『見れる』は『ら抜き言葉』と言って間違いなので注意した方がいいですよ」と言ったんですが、私は口を挟まなかったんですが、ちょっと嫌な感じできいていました。

2017年1月15日日曜日

マレーシア語の先生は土木を学ぶ女子留学生

ふるる函館(函館市青少年研修センター)の企画、地球まるごとシリーズ第3期多言語講座のマレーシア語講座を受講してきました。

会場がわが家からは遠く雪道も心配だったので早めに家を出て会場に一番乗り。受付を済ますとスカーフみたいのをかぶってニコニコしている若い女性が講師の先生でした。


聞いてみると、函館高専の留学生とか。土木を学んでいるそうです。日本に来て3年、流暢に日本語を話します。「日本語上手ですね」というと、首を横に振りながら「日本語はうしろ(語尾?)がむずかしくて最初は全然わからなかった」そうです。

函館市の亀田地区の公共施設統合について⑤函館市の図書館機能のあり方

私はこれまで函館市の亀田地区の公共施設の統合について何度か書いてきましたが、紺谷克孝議員からこのこととも関連した「市の図書館機能のあり方」についての市議会一般質問の会議録をもらいましたので紹介したいと思います。

2016年6月23日 定例市議会一般質問
市の図書館機能のあり方について 紺谷克孝(日本共産党)議員

●紺谷克孝議員の質問
大綱1番目は、市の図書館機能のあり方についてでございます。その一つは、中央図書館を中心とした図書館及び地区図書室などの本来のあり方について質問をいたします。

函館市の図書館は、昨年の4月に中央図書館が指定管理者の管理となり、図書館そのものの運営が民間に任されるということになっています。また、地区図書室が統合計画の中でどう継承されていくのかが、市民の中でも今、議論が始まっています。

図書館とは、住民の誰もが気軽に知りたいことや学びたいことが必要となったとき、その必要なことに対して資料・情報を提供し、その手助けをする機関です。したがって、図書館は、常に情報収集して整理し、住民の要求に十分応えることができるよう準備をすることが求められています。

2017年1月3日火曜日

韓国ドラマでハングル学習(7)「本当に良い時代」に出てくる慶州方言

BSで放映された「本当に良い時代(참 좋은 시절)」(全50回)は、韓国東部の慶州(キョンジュ 경주)が舞台のドラマです。慶州の大家族に次々に起こる難題、それをひとつひとつ解決しながら、家族のひとりひとりが成長していく心温まるストーリーが展開されていきます。最終回の録画を先日見て、ほぼハッピーエンドといってもいい結末にホッとしたところです。

慶州という都市ですが、韓国の慶尚北道にある古都で新羅(シルラ 신라)の都があったそうです。ドラマのオープニングで慶州の町や、登場人物と関係のない市民の生活が映し出されれていて印象的です。

さてここからが本題の慶州方言(慶尚道方言)についてです。このドラマの中で話されている方言は、ドラマのストーリーの中でも話題になっています。例えば4人のカン家のきょうだいの長男、カン・ドンタクは俳優なのですが、その方言ゆえになかなか俳優として芽が出ないなどです。

このドラマの方言は、私のようなハングル初級者でも、言っている内容はわからなくとも、ソウルの言葉とは全然ちがうことがわかります。李翊燮・李相億・蔡琬著「韓国語概説」(大修館書店)を参考にしながら慶尚道方言の特徴をみていきたいと思います。

1.慶尚道方言には独特のアクセントがある

ドラマで話される慶州の言葉には、独特のアクセントというか、イントネーションというかがあり、ソウルの言葉とは全然違うことがわかります。「韓国語概説」ではこれを「声調」と呼んでいます。「声調」というと中国の「声調」が思い出されますが、日本語の高低アクセントに近いもののように思われます。