2017年1月24日火曜日

韓国ドラマでハングル学習(8) ハングルの子音字をイニシャルとして使う?

下のテレビ画面。「屋根部屋のプリンス」という韓国ドラマの一場面です。朝鮮時代と現代を行き来するという、何か幕末と現代を行き来する「JIN 仁」と似ているようなドラマなのですが、そのストーリーの中で出てくる似顔絵と描いた人のサインです。「E.O」と書かれています。これを見ていて「変だな」と思う人もいると思います。わたしもそうでした。



「描いたのはヨン・テヨンに違いない」とあるので、書くとしたら「Y.T」(または欧米風にT.Y)となるはずなのにと思うはずです。

実はこれ、ローマ字ではないんですね。ハングルの子音字なんですね。ちなみにヨン・テヨンはハングルで 용태용 となります。ですから、①姓のヨンの子音字と名のテヨンの子音字の組み合わせを欧米風にしたか、②テヨンのテの子音字とヨの子音字の組み合わせで、E.O と書いたと思われます。

ちなみに私の名前をハングルで書くと 다카하시  가다이 ですので、ハングルでイニシヤルを書くと、「ㄱ.ㄷ」となると思います。どうもさまになりませんね。

このドラマの登場人物、ヨン・テヨンは、ハングルの子音字がローマ字と同じ文字になるように考えて、命名されたのかもしれません。

ところで韓国ではこのようなイニシャル書きをよくするのかどうか、知りたくなりました。

追記(2017.05.11)
そういえばハングルの子音字とローマ字が同じ形のもの、もうひとつありました。「ㄴ」がそうですね。横長と縦長の違いはありますが、ローマ字の「L」と同じですね。ちなみに「ㄴ」は音としては「N」の音です。

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