2012年9月26日水曜日

弘法じゃないからマイクを選びます

「弘法筆を択ばず」なんていいますが、私はダメです。

街頭で演説するなんて、引っ込み思案だった少年時代を考えれば、われながら大胆なことをするようになったと思います。街頭演説をするようになって18年、最初は「こんにちは高橋佳大です」と一行書いて、その先、うなっても原稿が進まずなんて苦しんだことがありましたね。いまは、話したいことを頭の中で描いてそれを反芻してという準備をします。いつまで立っても下手くそです。

不思議なことに、同じことをはなしても、うまくいったなあという時と、ダメだったなあという時とがあります。乗って話せたと思う時は、マイクというか、スピーカーからでる自分の声が、ほどよい音量で自分の耳に聞こえる時です。これって、カラオケと同じですね。

この前、ハタと思いついたことがありました。原発や消費税のことなどを話す前に、共産党の草の根の活動を紹介しようと。なにしろ政党は浮き草状態と揶揄されていますので。

そうだそうだ、地域の支部長さんに宣伝カーにのぼってもらって紹介しよう、どんどん夢が広がります。

「共産党は草の根の党です。旭岡には旭岡支部、湯川には湯川支部、ここ上湯川には上湯川支部があって、地域のみなさんの声を聞いて立派な活動をしています。いま私の隣に立っているのが小松支部長です。上湯川支部は、市営住宅のサッシや窓枠の修繕、ゴミステーションの設置などにとりくんできました。いまはオイルサーバーを早くつけてもらおうとがんばっています。共産党は地域の身近な要求も国の政治の問題も、どっちもがんばる政党です」

私たちの党活動の合言葉は「支部が主役」。支部のみなさんにもよろこんでもらい、やってよかったなあと。

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