12日の朝、本通支部の仲間と宣伝をしたときのことを、フェイスブックにこう書いたのですが、ランドセルの思い出をひとつ。
私が小学生だった頃、学校に黒いランドセルを背負って通う女の子がいました。女の子は赤いランドセルと勝手に決めつけていたのでとても不思議でした。クラスも違うし、話したことも一度もなかったのですが、卒業文集に、その子が書いた「黒いランドセル」という思い出の文章を読んで理由がわかりました。
「私が黒いランドセルを背負って・・・入学した時、『女の子が黒いランドセルなんて小学校始まって以来のでき事』と先生方に言われましたが、私は、小さいころから、黒のランドセルにしたいと思っていたのです。というのは、黒はどんな洋服にも合うからです。」
「この六年間で、私の頭の中には、たくさんの知識がきざみこまれました。そして、ランドセルにはたくさんの傷がつきました」「みんなに不思議がられ、めずらしがられたこの黒いランドセルとのお別れも、だんだん近づいて来ました」。
「六年間、私と共に、喜びも悲しみも味わってくれたランドセルさん、ほんとうにありがとう」。
すごいですね、すばらしい文章です。私の卒業文集ははずかしくて、とても紹介できないです。
さて、ということで、孫のひまりの入学が再来年なので、ランドセルがじいちゃんとしても気になります。
「ひまりね、ピンクが好きなの」。わが孫もじいちゃんと同じで平凡でした。
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