2012年9月23日日曜日

下北半島原発見学ツアー 津軽海峡秋景色の旅

9月22日と23日の両日「原発をなくす道南の会」の仲間17人で「下北半島原発見学ツアー」 に行ってきました。


まず、みなさんの感想を紹介したいと思います。

「福島原発事故があって、はじめて原発のことを考えはじめ参加しました。大間がとても近くに見えました」
「大間はこんなに近く、原発のことは他人事ではないと思いました」
「函館から見える下北半島はボンヤリと見えるけれど、大間からは函館がすぐ近くに見えました。私は青森県出身ですが、青森県民としても函館市民としても反対していかなければならないと思いました」

「あさこハウスに行けてよかった。昨年の原水禁世界大会では小笠原さんとは一緒でした。あさこハウス宛てのハガキを毎月1枚づつだしていました。こういうのがあれば、また出たい」
「あさこハウスに協力したい」
「あさこハウスが衝撃的だった。矢臼別の川瀬さんを思い出しました」

「青森の人たちとつながりができてよかった」
「青森のひとは困難ななかでがんばっている。一緒にがんばりたい」

「六ヶ所村に行けてよかった。着く前に、バスの中で数学の先生(青森原水協の責任者をされている方のこと)が、核燃施設について講師をしてくれてよかったと思います。下北半島は本当に核のゴミ捨て場だと思いました」
「青森と沖縄の共通性を感じました」
「核燃料サイクルの施設と原発の関係がよくわかりました」

「学習講演会では貧しいからこうなったんではない。原発ができたから貧しくなったということが農業漁業のデータにもとずいて話されよかった」
「すごいでかい建物でした。東通のまちなみ。安全神話で信じさせてこういうことが可能になったと思いました。今回の経験を活かしたい」

「枝野経産相の大間原発容認発言といういまの情勢にあった活動をしなければならない。本当に函館で1万人集会を成功させたい」

私もみなさんと同じ感想を持ちました。

私たちの「下北半島ツアー」は駆け足でしたが、22日函館から津軽海峡フェリーに乗って大間町へ。バスに乗り換え南下。再処理工場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、低レベル放射性廃棄物埋設センター、ウラン濃縮工場などの説明を受けてきました。

23日は東通原発、東通村の公共施設群、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設、大間原発、あさこハウスなどをみてきました。

22日夜には青森の自治体問題研究所主催の学習講演会「原発立地と地域経済社会の変容ー北海道泊原発の事例を中心に」北海学園大学教授 小田清に参加しました。その後青森のみなさんと懇親会。「貧しいから原発と核燃が来たんじゃない。原発がきて貧しくなったんだ」「青森だってみんなが原発・核燃に賛成しているわけじゃない。函館の運動に勇気づけられた」「函館と一緒にがんばりたい」など青森のみなさんの心意気に感動しました。

中身がぎっしりつまった2日間でした。

写真はフェイスブックに掲載しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿