2016年1月17日日曜日

三権分立の読み方は「ブンリツ」か?「ブンリュウ」か? 

「三権分立」とは、国家権力を司法・立法・行政の三権に分けて独立の機関に委ね、権力の濫用を防止する原理というところでしょうか。

「三権分立」―この言葉は高校の社会科の授業でも出ていたのですが、その時は「サンケンブンリツ」って習いました。大学に入って法学部に籍を置き、ほとんど授業には出ませんでしたが、それでもたまに講義に出ると、教官は「サンケンブンリュウ」って言ってましたね。

「立」を「リュウ」と読むのは、「建立」(コンリュウ)、「立米」(リュウベイ)しか知りませんでした。「そうか、法律の専門家は『ブンリュウ』って読むのかあ」と、大人になった気分で、「ブンリュウ」がオシャレに耳に響いたものでした。

最近ちょっと憲法の勉強をしていて、この「三権分立」がでてきて当時を思い出したのですが、いま演説で「サンケンブンリュウ」なんていうと、「知ったかぶりをするんじゃない」と石を投げられるかなあと、そんな鼻持ちならない読み方のような気もします。

「ブンリツ」「ブンリュウ」、どちらが正しいかということではないし、どうでもいいことですが、書いてみたくなりました。

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