2015年12月28日月曜日

函館の樺太引揚者上陸記念碑-叔母は樺太引揚者その1  

今年の6月、横浜在住の私の80歳の叔母(父の妹)が来函。叔母は樺太引揚者です。住んでいたのは恵須取というところです。

久しぶりに函館に来たので、函館市役所の近くにある「樺太引揚者上陸記念碑」に連れていってあげました。下はその時の写真。叔母とその娘、私から見ればいとこにあたります。



碑文の内容は以下の通りです(読める部分だけ書きとりました)
昭和20年8月15日大東亜戦争終結の詔勅が〇発せられ樺太はソ連軍の占領する地となった。
当時在留日本人は約40万人終戦前後の混乱期に樺太庁は老幼婦女子の緊急疎開を実施したが漸次それも不可能となり残留者は一日千秋の思いで祖国への帰還を待った。
昭和21年12月5日第一次引揚船が真岡より函館港に接岸してから第五次最終引揚船に至るまで当地に上陸した引揚者の総数は31万1452人であってその再生の第一歩を卸したこの地に樺太引揚者上陸記念碑を建立し併せて不幸引揚船中に於て死亡せられた156名病院にて死亡せられた923名合計1279名がこの地に眠る。
以て有志相諮り永久にこれら犠牲者の霊を弔う
昭和52年9月12日   
社団法人全国樺太連盟
函館支部長 寺田稔     

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