『道南新報』からブログへ

いつからだったでしょうか。『コーヒータイム』というミニエッセイを、地域新聞『道南新報』に２カ月に１度ほど連載していました。このたび、『道南新報』のエッセイは卒業することになり、別な形で活動報告や、考えたこと、思ったことを発信したいと思いブログをはじめました。まずは『コーヒータイム』の最終号を、それからランダムにバックナンバーを紹介したいと思います。
「『コーヒータイム』は形を変えて本間かつみさんにバトンタッチ」（2010.10.24）
家族、友人、読書、音楽、思い出など日常の生活からめぐらした思いを自由に発信して、等身大の自分が滲み出るようなミニエッセイにしたいと『コーヒータイム』を書き続けてきました。演説や議会質問など政治的主張の原稿とは違って、締切に迫られウンウン唸りながらも、文芸に親しむような楽しさを噛みしめながらの作業でした。「今回のよかったね」、｢『コーヒータイム』をいつも楽しみにしています」など読者から声がかかると、一日をうきうき過ごし、「『コーヒータイム』最高！」と感嘆符つきの手紙には、木にも登りました。どんなに正しい主張でも、それが手垢にまみれた言葉で語られると説得力が欠けます。「言葉を磨こう」は今後も努力目標です。さて『コーヒータイム』は、私の後継者である本間かつみさんに、形を変えてバトンタッチすることになりました。長い間のご愛読に心から感謝します。