2015年11月14日土曜日

失敗は成功のもと ハングル検定3級を受けて

11月8日札幌の北海道大学でハングル検定3級を受検しました。6月4級にまぐれ合格したので調子に乗りすぎていました。3級は手も足も出ず白旗状態でした。



3級とはどれくらいのレベルか?ハングル能力検定のHPには次のように書かれています。
60分授業を160回受講した程度。日常的な場面で使われる基本的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
  • 決まり文句以外の表現を用いてあいさつなどができ、丁寧な依頼や誘いはもちろん、指示・命令、依頼や誘いの受諾や拒否、許可の授受など様々な意図を大まかに表現することができる。
  • 私的で身近な話題ばかりではなく、親しみのある社会的出来事についても話題にできる。
  • 日記や手紙など比較的長い文やまとまりを持った文章を読んだり聞いたりして、その大意をつかむことができる。
  • 単語の範囲にとどまらず、連語など組合せとして用いられる表現や、使用頻度の高い慣用句なども理解し、使用することができる。
HPに発表された解答で自己採点してみました。


100点満点でなんと30点くらい。すべて4択なので何も考えずにあてずっぽうで回答しても25点をとれるはず。完敗でした。前回の試験での合格率は約5割のようです。

しかし失敗は成功のもと、少し分析してみましょう。

大きい一番めは発音の問題でした。下線部を発音通り表記したものを①~④の中から1つ選びなさい。

(1) 이번(今度の) 시험은(試験は) 합겨률이(何とかが) 높았어요(高かったです).

まず下線部の単語がわからない。漢字語だと思いますが・・・。

辞書を引いてみましょう。「합겨」は「合格」、「률」は出ていませんでした。「率」か?それだと意味が通じます。しかし単語の意味は問題では関係ないのです。

韓国語の文字ハングルは基本的には発音記号なのですが、ハングル通りではない発音をすることがあり、そのルールを問う問題がこれ。パッチムが「P」で次の語頭が「K」の時、農音化(つまるおとになること)することをわかるかどうか、もうひとつパッチムが「K」で次の語頭が「R」のとき鼻音化するというルールをわかっているかどうかがわかっているかという複合問題でした。私は濃音化はわかったのですが、鼻音化がわからなくて×でした。

発音のルールのうろ覚えのために解答にたどりつけなかったことがわかりました。

(2)(3)はとりあえずとばしてのちほど書きます。

大きな2番目。(   )の中にいれるのに適切なものを①~④の中から1つ選びなさい。

(1)자식들이 우리 집( ④ )이에요.  ①입문 ②사물 ③자막 ④재산


まず「자식들이」がわかりません。「들」は「複数化の接尾語か?「이」は助詞の「が」か?「자식」がわからない、たぶん漢字語か?辞書を引くと「자식」(子ども)ということなので、「子どもたちはわが家の(④)です」となります。となると④は「宝」とかかな?しかし悲しいかな、 ①입문 ②사물 ③자막 ④재산のどれも意味がわからない。

辞書を引いてみます。①입문は私のコンパクト辞書にはでてませんでした。②사물は「物事、事物」とあります。③자막は「字幕」、漢字語ですね。④재산は「財産」

ここまでくるとわかります。④の財産ですね。やっぱり単語力ですね。特に漢字語はわかりにくいです。漢字の熟語をひらがなで書くのと同じですから。

韓国語の語彙を増やそう。何といってもこれですね。

ということで大きな2番目の問題は7つのうち正解はたった1つだけ。とほほです。

以下、略です。時間のある時に書き足します。 (つづく)

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