2018年6月12日火曜日

日本語と韓国語って言語感覚がすごく似ている① 熱いと厚い 뜨겁다と두껍다

日本語に「あつい」という言葉があります。「温度が著しく高く感じられる」という意味の時には「熱い」という漢字を当て、「物の両方の面の隔たりが大きい」という意味の時には「厚い」という漢字が当てられます。違う意味に同じ「あつい」という言葉を使うんですね。(でもアクセントがちょっと違うような気もしますが)

この2つの意味は英語では違う言葉を使いますね。「熱い」は「hot」ですし「厚い」は「thick」です。他の欧米語でも違う単語を使うようです。

さて韓国語なんですが、「熱い」は「뜨겁다」(ットゥゴプタ)、「厚い」は「두껍다」(トゥッコプタ)ですごく似ています。濃音の位置と母音がちょっと変化しただけです。

2つの事項に何か共通のものを見出し、似たような名前をつける、似たような言葉を使う、そういう言語感覚が日本語と韓国語は似ていると思うのです。

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