2012年8月30日木曜日

政府交渉&「STOP TPP 官邸前アクション」

27日と28日の両日、東京での政府交渉に行ってきました。紙智子、大門みきし両参議院議員、はたやま和也道政策委員長(北海道比例予定候補)、それから私たち小選挙区予定候補に、道議の真下紀子さん、札幌市議の小形かおりさんによる北海道の交渉団でした。

交渉団が提出した要望は全部で104項目。そのすべてが北海道の切実な要望です。この中には、大間原発の建設中止関連の要望、JR江差線の廃止関連の要望、ルネサス北日本函館工場の売却と雇用問題に関する要望、海洋エネルギー関連の要望、函館・大間間フェリーへの支援に関する要望など、党函館地区委員会、渡島桧山地区委員会が発信した要望も含まれています。私も地域の実情をしっかり話してきました。写真はフェイスブックで紹介しています。

政府交渉については、はたやま和也さんや参加者のブログが詳しいです。
はたやま和也(比例)
北海道の声をとどける政府交渉(1) http://hatarogu.blogspot.jp/2012/08/blog-post_27.htm
北海道の声をとどける政府交渉(2) http://hatarogu.blogspot.jp/2012/08/2.html

鈴木龍次(5区) http://blogs.yahoo.co.jp/suzuryu52/29946212.html
菅原誠(12区) http://sugawara.jcpkitami.jp/?eid=177 
小形かおり(札幌市議) http://ogatakaori.blogspot.jp/2012/08/blog-post_29.html

対道交渉でも政府交渉でもそうなのですが、日本共産党の交渉のすごいところは、要望をストレートに伝え、しっかり実情を訴え、ときには激しいやりとりもしながら議論するというところにあると思います。

私が市議会議員をしていた時には、市と市議会の合同要望というのがあって、市の幹部と議会の正副議長、常任委員会の正副委員長が、7月の下旬の暑い時期に省庁を訪れ、要望書を持ってただひたすら頭を下げてお願いしてくるのです。私も2回か3回くらい行ったことがあります。

先乗りした若手の市職員が、事前にチェックしておいた担当の役人の部屋と机を案内してくれ、「ハイつぎ、ハイつぎ」という感じで、シャワーを浴びたように汗を流しながら、「どうかよろしくお願いします」とお願いするのです。自治体の立場というのは、国に対してこんなに弱いんだなあ、切ないなあと感じたものです。

さて、政府交渉が終わった、28日の夕方「そういえば、今日はTPP参加に反対する官邸前アクションがあるはずだ」と思いだし、現地に行ってきました。函館の五稜郭交差点より狭い官邸前の向かい側の交差点に100人くらいいたでしょうか、あるいは200人くらいいたでしょうか。

若い人たちが気負わない普段着の言葉でTPPを語っていました。「さあコールしましょう」といって、「農業つぶすTPPはいらない!」「食の安全こわすTPPはいらない!」「医療をこわすTPPはいらない!」「失業者を増やすTPPはいらない!」「賃金下げるTPPはいらない!」「デフレが進むTPPはいらない!」「大企業優先のTPPはいらない!」など、字余りのコールも軽快なリズムでこなして唱和していました。

政治のど真ん中、首相官邸前の行動の100人(200人?)の1人になれてよかったと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿