雨が昨夜から降っていたので「できるかな」と心配していたのですが、開始時間にはきれいに晴れました。私も共産党を代表して決意表明して行進しました。
さだまさしの自伝的小説だと言われる『精霊流し』を映画化したビデオを最近観ました。中学のころ、彼の同名の曲をよく聴いていたこともあり、タイトルに惹かれて借りたのですが、ストーリーのラストに、主人公の出生の秘密が、長崎への原爆投下による悲しい出来事とともにあきらかにされます。
さだまさしが、毎年、8月6日広島の日に地元の長崎でコンサートを開いていたのは知っていましたが、この映画を観て「そうだったのか」と思いました。
そういえば彼の曲に『広島の空』という作品があります。
「この町が燃え尽きたあの日/叔母は舞い降りる悪魔の姿を見ていた/気付いた時炎の海に/独りさまよい乍ら/やはり振り返ったら/稲佐の山が見えた」
「あの町が燃え尽きたあの日/彼は仲間たちと蝉を追いかけていた/ふいに裏山の向こうが/光ったかと思うと/すぐに生温かい風が/彼を追いかけてきた」
※この文章は、「道南新報」(2004.8.29号)に掲載されたものです。
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