2012年8月20日月曜日

地球儀のプレゼント

私には、今年27歳になる娘と25歳の息子がいるのですが、息子が1年生になったお祝いに、名取のおじいちゃん(妻の父親)が、ケンカしないようにと、姉弟にひとつずつ地球儀をプレゼントしてくれました。内側から光ってライトとしても使える地球儀でした。

私が3年生になる娘に、「日本はここだよ」と赤い色がついている日本列島を示して教えてあげました。赤い色はクナシリ島、エトロフ島の南千島までしかついていませんでした。それから「本当はね、ここまでが日本なんだよ」と、赤い色がついていない北千島、ウルップ島からカムチャツカ半島の手前のシムシュ島までを指でなぞりながらいうと「どうして?」と娘。「ソ連にスターリンという悪い人がいてね、日本の領土を取っちゃったんだよ」と。娘は悔しそうに食いさがります。「どうしてどうして?」、もう泣き顔です。そんなことがありましたね。

千島列島は日本の歴史的領土ですが、日ロ領土問題の一番の基本は「領土不拡大」という大原則を破った戦後処理の不公正さにあります。これを正すことが必要です。歴代の政権はこの主張を一度もしてきませんでした。そして国際的には通用しない「クナシリ、エトロフは千島にあらず」という誤った主張に固執してきたために領土交渉は成果があがらなかったのでした。

詳しいことを知りたい方はこちらをどうぞ。

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