2012年8月26日日曜日

西日がつくる仁山のシルエット

夕方八雲に向かいました。函館新道から仁山方面を望むと、鱗っぽい雲と、西日がつくる仁山のシルエットがきれいでした。

八雲町栄浜の懇談会は、佐藤智子町議の町政報告を兼ねて 「高橋佳大さんとしゃべろう」というもの。

落部(おとしべ)のホタテ漁師の奥さんの痛切な声が胸に響きました。「ホタテの漁業者はやればやるほど借金が増えて、あとを継がせることもできない。跡継ぎがいても投資すればまた借金に。ホタテは100円切る安さ。夜中1時から次の日の昼まで働いて、腰も痛くなるし、展望がない。借金が肩にずしり。このままではみんな死んでしまう。もっと人間らしく生きたい」と。

「それでも今日佳大さんに聞いてもらってよかった」と言ってくれました。

追記
鱗っぽい雲ですが、家に帰って「空の名前」という本を見ました。巻積雲のようでもあり、高積雲のようでもあり、房状雲のようでもあり、結局よくわかりませんでした。

「空の名前」については、別なミニエッセイを書いたことがあります。

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