2016年10月9日日曜日

韓国ドラマでハングル学習(4)韓国語の敬語について

今日も「2度目の二十歳」から。

公証人役場?(法務事務所?)で、事実上の離婚を確認するノラとウチョル。建物の外に出て、せいせいした顔の夫のウチョルは、やっと宿題をひとつかたづけたという感じで、ノラを昼食に誘います。

ノラは「小腹がすいているときにお食べになっていたじゃないですか」。「授業があるんでしょ。車の中にソーセージがあるから途中で食べてくだい」と食事を断り、「もう行かれて」と言って、歩いて行ってしまいます。

そのやりとりの中で、ノラは「お食べになっていたじゃないですか」を「モグシジャナヨ」(먹으시잖아요)、「もう行かれて」の「行かれて」を「カショヨ」(가셔요)と言っています。





ウチョルは車の中で独り言のように、「お食べになっていたじゃないですか」(モグシジャナヨ)ではなくて、「召し上がって」(トゥシジャナヨ)だろ。「行かれて」(カショヨ)は「いらして」(가세요)だと、ノラを教養がないと軽蔑します。


日本語も韓国語も敬語の使い方に気を遣う言語ですが、食べるについては召し上がると違う単語を使わなければならないということは日本も韓国も同じなんですね。でも日本語でも「召し上がって」と言わずに「お食べになって」とはよく言うような気もします。韓国でもノラのように「モグセヨ」とか「モグシジャナヨ」ということはよくあるのでしょうか。

それから「カショヨ」ですが、これは尊敬の「시」の活用を「셔」(ショ)とするのは誤りで「세」(セ)ということなんでしょうが、韓国人でもよく間違うことなのか、ドラマだからこういう大げさな設定になっているのか知りたいところです。

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