またまた「2度目の二十歳」です。
ハ・ノラは田舎でおばあちゃんと二人っきりで暮らしていたのですが、どうしてもソウルの芸術高校でダンスをやりたくて、おばあちゃんに隠れて農家で牛糞運びのアルバイトをします。ノラはよろよろと猫車を押しますが転んで牛糞を浴びてしまいます。近くの川で身体を洗っているとおばあちゃんがあらわれ家に連れていかれます。そして大きなタライにいれられ髪を洗ってもらいます。ノラの気持ちを察したおばあちゃんは意を決していいます。
「서울 가자 ソウル ガジャ」(ソウルに行こう)
ソウルに来たおばあちゃんとノラ。おばあちゃんはトッポッキの店を開店し生計を立てます。その店には、芸術高校の生徒たちが来ておいしそうにトッポッキを食べています。その中の一人バレリーナをめざすユニョンは「(体型を維持するため)5個だけ食べる」といいますが、おばあちゃんは「運動する子はたくさん食べなきゃ」とどんぶりいっぱいのトッポッキをテーブルにおきます。ユニョンは「ムカつく」とかいいながらおいしそうにいっぱい食べてしまいます。
翌日、ユニョンは林にノラを呼び出しいいがかりをつけます。650グラムも体重が増えたのは孫のノラのせだと。「店に私の写真を張って5つだけよそうようにおばあちゃんにいいなさいよ」と。ノラは動じず言います。
「니가 다섯 개 세서 먹어 ニガ タソッケ セソ モゴ」(あんたが数えて食べなさい)と。
気に入らないユニョンは、ひっぱたくは、髪を引っ張るはで、そのたびにノラは転び、そしてまた起き上がりいいます。
「니가 다섯 개 세서 먹어 ニガ タソッケ セソ モゴ」(あんたが数えて食べなさい)と。
ケガをしながらも動じないで言うべきことをいうノラに、ユニョンもおそれをいだいたのか、好意を持ったのか、やがて二人は親友になります。
ちなみにこのフレーズ、語順は日本語とまったく同じです。
니(あんた)가(が) 다섯(5) 개(個) 세(数え)서(て) 먹어(食べて) ニガ タソッケ セソ モゴ
さて、何度も同じセリフが繰り返されると気になるもんです。字幕で「数えて」となっている単語を何と言っているのか辞書で調べると、上に書いたように「セソ」(基本形は세
다 セダ)であることがわかりました。
この年になると外国語の単語を覚えることは至難の業です。でもこうやってドラマのシーンで単語を覚えると忘れないものだなあと思っています。
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