2011年3月3日木曜日

ドカ雪の函館 除雪体制について②

「ドカ雪の函館 除雪体制」という私のブログに寄せていただいたコメントをそのまま紹介して一般質問を行ないました。以下紹介します。


函館市の除雪についての高橋佳大一般質問(2011・3・2)

次は函館市の除雪についてです。昨年私が質問した会議録を読んだ方から次のような声が寄せられましたので紹介します。

「先日、生活道路の除雪について、維持課に電話したところ、わだちやザクザクになって走りにくいという苦情がきた所は見に行き除雪するとの事でした。それ以外は考えてないようです。土木部長が予防除雪って答弁されてたようですが、本当になされてるのでしょうか。またパトロールしてるのかなって思います。実際マンホールと道路の段差は大きく、わだちがあっても除雪なされていません。また除雪基準で積雪があっても踏み固められたら除雪しないってありました。踏み固められたら圧雪アイスバーンになり非常に危険な上、凸凹にもなります。そのような除雪基準をみると、基本、除雪しませんって感じにとれます。また答弁で、生活道路の除雪も10~20センチ残して除雪とありましたが、それも暖気になるとまたザクザクになります。2度手間ですよね。除雪機準をまだまだ見直す必要はあると思います。また函館の除雪の初動って非常に遅いです。気象情報を活用してないのかな?それよりも函館は苦情電話をしなきゃ除雪に来ないって言うイメージが浸透してるように思えます」。

以上が市民の声のあらましです。土木部のみなさんも一生懸命やられていることとは思いますが、市民の声にわかりやすく答えていただきたいと思います。

(秋田土木部長)
市民の声に対する市の考え方についてのお尋ねですが、除雪対象としている市道の延長は、約1,070kmあり、降雪や積雪量、路面の状況等を見ながら、幹線道路から順に作業を行なっているところでございますが、今年も、昨年に続き大雪となり、除排雪に係る市民の皆様からの要望が殺到したところでございます。

こうした中、今シーズンから更に、生活道路の予防除雪を行なう際の圧雪深の基準を見直し、除雪後の雪の厚さを10cm程度としたほか,パトロールについても、幹線道路から順次行ないましたが、生活道路全体のパトロールまで行き届かない時期があった事も事実でございまして、全ての箇所に出動できず、現地確認のうえ対応をさせていただいたところでございます。

いずれにいたしましても、除雪の体制につきましては、今後も引き続き検討を進めていく必要があるものと考えておりますが、一方で,生活道路における路上駐車や道路への雪出しなどが路面状況の悪化を招くほか、除雪作業の支障になりますことから、町会や警察などとの連携を図りながら住民の皆様への周知徹底も併せて行って参りたいと考えております。

(高橋佳大の質問)
この冬に寄せられた市民からの問い合わせの数と内容についてお知らせください。

(秋田土木部長)
問い合わせや苦情に関してのお尋ねですが、除雪に係わる住民からの問い合わせや苦情は、今シーズン2月末迄で、3162件あり、今年同様に大雪であった昨年が、同時期で720件少ない、2442件でありましたので、約3割の増加となったところでございます。

その内容も様々でございますが、主な内容といたしましては,ザクザク路面の解消、轍の除去、排雪などであり、中でも最も件数が多かったのが、ザクザク路面の解消でありまして、2,240件と、全体の約70パーセントに及んでおります。

今シーズンは、1953年の観測開始以来、1月の月間降雪量が二番目に多い150センチを記録する大雪となりましたが、昨年とは異なり、降り始めからマイナス気温が続いたことにより、積雪量が増し、雪解けが進まない状況が続いたものであり、この間、市の維持課や業者がフル稼働し、幹線道路の除排雪をはじめ、生活道路の通行に支障のないよう対策に努めてまいりましたが、2月中旬以降、一気に暖気が押し寄せたことから、生活道路の路面状況が著しく低下したものであり、この事が要因となり、生活道路における問い合わせが殺到したものでございます。

追記 昨年の質問はこちらです。
http://takahasikadai.blogspot.com/2010/12/blog-post_27.html

1 件のコメント:

  1. 今シーズンはそうでもないですが、幹線道路の日中の排雪作業
    政治の力でやめさせほしいです混雑して大変です

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