2015年6月21日日曜日

ハングル検定

今月行われたハングル検定を受けました。5級と4級。初心者です。中学生の時、英語の検定を受けてから40年以上ぶりです。試験後HPで発表された解答を見ながら自己採点してみると、なんと合格点を超えているではありませんか。ダメ元で受けた4級も超えている。やったあ。
妻は言います。「話せるようになりたいのでもなく、外国に行くわけでもないのに、何でそんなに外国語を勉強するの?」と。ラジオレコーダーというすぐれものの録音機を買って、NHKのラジオとテレビ(おもにラジオ)の語学講座を軒並み録音し始めたのは今年4月からです。軒並みというのは、ハングルの他、中国語、アラビア語、ロシア語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語など英語をのぞくほぼ全部の講座です。

今日わかったことですが、STVラジオでアイヌ語講座を放送しているので、これもHPからダウンロードしたところです。

どうして外国語を勉強するのか?「言葉を勉強したいから」という以上に自分でもよくわかりません。しいていえば、私は長い間、政策や考え方を有権者に伝える仕事をしてきましたが、その手段は言葉でした。「言葉が命」でした。

さて手始めに受けたハングル検定でしたが、なぜ「ハングル」というのか。ハングルは言語の名前ではなくて、文字の名前です。しかしNHK講座も「ハングル講座」です。言語名なら「韓国語」または「朝鮮語」というべきです。「韓国語」と呼べば、北朝鮮はいい顔をしないだろうし、「朝鮮語」と呼べば韓国語がおもしろくない、そういう政治的な配慮が働いて「ハングル」と呼ぶんだろうなと私は勝手に思っています。

ただ、図書館に行くと「ハングル」ではなく「朝鮮語」で統一されているようです。聞いたところ図書の分類がそうなっているからとか。

私が中学生の時に最初に学んだ外国語は英語です。日本語とまったく違う言語にカルチャーショックを受けたものです。そして英語の特徴、たとえば「主語がなければならない」ということが、日本語ではそうなっていない、そういう点から日本語を見下すようなことも自分の中にあったかもしれません。

しかし最近分かったことですが、ヨーロッパの言葉でも、スペイン語やイタリア語のように主語がなくてもよい言語があるではありませんか。英語を話す人はたくさんいるけれど、英語が言語の模範というか中心というわけではないのです。むしろ英語は特殊な言語なんだということが私にもわかってきました。

ハングルというか韓国語に話を戻します。韓国語を勉強していて楽しいのは、日本語感覚で学べるということです。(つづく)

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